乳腺外科
乳腺外科の特徴
-
1
診断から治療フォローまですべて女性スタッフが担当
乳腺専門の女性医師による診療、マンモグラフィ、乳腺超音波検査も女性技師が対応します。
-
2
健診、診断、治療を一連でサポート
小松病院健康管理センターと連携、診断まで迅速に対応
-
3
思い立った時に予約可能 24時間 Web予約受付中
電話予約(平日9:00~16:30 土9:00~12:30)も受付中
add_circle乳腺外科について
クリニックこまつでは2004年7月より専門外来として乳腺外科を開設しております。
現在、非常勤医4名(すべて女性医師・乳腺専門医)が診療にあたっています。
日本では乳がんが急激に増加しています。現在日本人女性で1年間にもっともかかる数が
多いがんは乳がんです。年々患者数は増加しており、2020年現在では日本人女性の9人に1人が
一生涯のあいだに乳がんにかかると言われています。
当院は健康管理センターを併設しており、乳がんの早期発見のための市民検診(寝屋川市・四条畷市)
人間ドックなども対応しておりますので、ご相談ください。
乳腺外科では
・乳頭からの分泌物がある、しこりをふれる、皮膚にくぼみがあるなど
乳房に何らかの自覚症状がある方
・検診で要精密検査の結果であった方
・乳房内にしこりや石灰化があり、経過観察が必要な方
・乳がんの治療中の方
・乳腺炎・乳房内膿瘍など炎症がある方
などの診療を行っております。
乳がんの治療には、手術・放射線療法などの局所療法やホルモン療法・化学療法(抗がん剤)などの全身の薬物療法があります。個々で異なる乳がんの性質や進行度などを診断したうえで、必要時は近隣の病院(関西医大附属枚方病院や関西医大香里病院など)にご紹介しております。
add_circle診療実績(2022年度)
紹介件数 | 331件 |
---|---|
外来患者数 | 1,988件 |
マンモグラフィー件数 | 2,809件(検診含む) |
乳房超音波件数 | 1,212件 |
針生検件数 | 141件 |
手術件数 | 28件 |
診療時間と予約について
⼀般診療
【予約制】
月・木・金・土( 9:00~11:30)
月 (13:30~15:30)
火 (13:00~15:30)
※月曜日は11時までとなっております。
web予約 もしくはお電話で予約可能です。
(予約なしでも受診いただけます。
待ち時間なく受診頂くためにもご予約の上ご来院ください)
072-823-1522 (予約センター【月~金】9:00~16:30 【土】9:00~12:00)
診療の流れ
乳腺外科を受診後、マンモグラフィ・乳房超音波検査をうけていただきます。
マンモグラフィや超音波の検査だけでは良悪性の診断が難しい場合、細胞診や針生検の検査を行います。(結果説明は約1~2週間後)
費用(3割負担) | |||
診察 | 視触診後にマンモグラフィと乳房超音波検査を受けていただきます。 | 4000円程度 | |
穿刺吸引細胞診 | 注射針を刺し、取れた細胞を顕微鏡で観察します。最も簡便に良悪性の診断が可能です。 | 3000円程度 | |
針生検 | 細胞診で診断がつかない場合、より悪性を考慮する場合に行います。 | 7000円程度 | |
吸引式針生検 | 針生検でも診断が困難な場合に行います。 | 23000円程度 |
正しい乳がん検診の受け方
定期的な乳がん検診受診と「ブレスト・アウェアネス」が、乳がんの早期発見につながります。
40歳からの乳がん検診(マンモグラフィ)受診が勧められていますが、一般的に、乳がん検診で見つかるがんはおとなしいタイプが多く、検診と検診の間に見つかる中間期乳がんは悪性度が高く、予後が悪いと言われています。
「ブレスト・アウェアネス」とは自分の乳房の状態に日頃から関心をもち、乳房を意識して生活することをいい、乳がんの早期発見・診断・治療につながる女性にとって非常に重要な生活習慣です。以下の項目をぜひ実践しましょう。
① 自分の乳房の状態を知るために、日ごろから自分の乳房をみて、触る。(セルフチェック)
② 気をつけなければいけない乳房の変化を知る。(しこりや血性の乳頭分泌など)
③ 乳房の変化を自覚したら、すぐに医療機関に行く。
④ 40歳になったら定期的に乳がん検診を受診する。
乳癌のセルフチェックは月1回、必要と言われています。
月経のある方
月経が始まってから1週間後を目安に行ってください。
閉経している方
月1回、日にちを決めて行ってください。
-
乳房・乳首表面の変化を目でチェック
・両手をあげた状態で鏡をみてチェック
□ 皮膚にひきつれはないか
□ 湿疹・ただれ・へこみや腫れはないか
□ 不自然な盛り上がりはないか
□ 乳首はへこんでいないか
-
入浴中に手で触ってしこりをチェック
・乳房の表面を手の指のはらで触ってみる
□ しこりや硬い部分はないか
□ 引っかかりはないか
-
乳頭分泌
□ 血液や透明・黄色などの分泌物が出ていないか
□ 下着の内側が汚れていないか