診療科

栄養科は地域の未来のために、これらを目指し進めていきます。

栄養科理念

患者・利用者・地域住民が、自身の健康管理に必要な支援が提供できる体制と、安定して質の高い支援を提供します。

栄養科の目指す未来

○これまでのイメージを払拭した治療・健康管理の助力となる病院給食を提供することで、地域の食卓にバランス食を根付かせ、地域の食文化を根底から覆す。
○専門資格を有する管理栄養士が必要箇所に配置され身近な存在となっている。
○その人の状況に合わせた健康が意識できる食生活を提案し、サポートする総合栄養サービスのシステムを構築する。
○食材供給ネットワークを構築する。

栄養科の方針

◇栄養価値だけでなく食事として喜ばれる病院食にする。
◇レシピ本や情報発信を通じ、バランス食を当たり前の概念にする。
◇外食や中食をした場合に、健康的な食生活の実施が容易な環境となる。
◇個々の状況や、病態に合わせた食事サービスを提供する。
◇市場や生産者とのネットワークを作り、食品ロスを減らした給食にする。

入院患者さんの栄養管理

低栄養のリスクがある方へ、その方にあった栄養サポートができるよう努めています。
また、必要に応じて栄養指導を行い退院後の食生活も困らないようにサポートしています。

栄養サポートチーム

患者さんの病気の回復には、患者さんの栄養状態が大きく影響し、栄養が足りていなければ、治療や回復は進みません。当院では、各病棟に管理栄養士が常駐して、医師や看護師、リハビリスタッフ、歯科衛生士などの医療スタッフと連携をとりながら、チーム（栄養サポートチーム/NST）で患者さんの栄養状態を随時把握し、病状に応じた栄養管理を行っております。

入院時栄養指導

入院時には、管理栄養士が訪室し、提供する食事について説明を行い、同時に、入院前の患者さんの生活面や食事面、アレルギーの聞き取りをします。そして、退院前には入院中に回復した栄養状態を維持継続していただくために、退院後の食事の注意点などを指導させていただき、退院後も栄養状態を良好に保てられるようにサポートしています。退院後は必要に応じて、外来や在宅においてフォローさせていただいています。また、お電話にて相談なども受け付けております。

入院中の食事

外来患者さんの栄養管理

外来栄養指導

糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病の治療において、食事療法や運動療法を実施し、生活習慣を改善することによって、良好にコントロールしていただけます。クリニックこまつの管理栄養士は、そのような対象の患者さんに栄養指導を実施し、疾患の悪化を防ぎ改善にむけてサポートしています。食事療法は理解できても、実際に行動に移し継続することが困難です。当院の管理栄養士は、患者さんに寄り添い、それぞれの実生活を踏まえ、本人やご家族と相談し、家庭環境、生活習慣に合わせた食事療法を提案しながらサポートしています。

リモート外来栄養指導

他院通院患者さんを対象にZOOMを使用して栄養指導を実施し、生活習慣や食習慣についての提案をしています。

在宅患者さんの栄養管理

退院後の食生活が不安な患者さんや、医師や看護師に訪問してもらっているけど、食事についてもっと詳しく教えてほしいという要望がある患者さんに、在宅患者訪問栄養指導や居宅療養管理指導という形で、管理栄養士が実際に患者さんの家に訪問しています。入院中や外来にて十分聞き取りを行っていても、実際に訪問してみると状況が違う場合があり、治療食や嚥下食の作り方などをより実践的に指導を行うことができます。在宅にいるときから栄養状態を良好に保ち、病気になりにくいようにサポートしていきます。

生活習慣病予防

特定保健指導

『積極的支援』、『動機づけ支援』の対象となった方々に対して、管理栄養士は主に食生活の改善に着目し、普段の食事時間や喫食内容の調査を行っております。 そして実行可能な改善項目を提案し、生活習慣病の前段階であるメタボリックシンドロームの改善を支援しております。

人間ドック食事相談

健康管理・健康チェックを行われ、人間ドックを利用されました利用者さまへ、食事相談の依頼を受けております。 毎日のお食事でお困りの事や、疑問等ありましたら、お気軽にご利用ください。

診療実績

スタッフ紹介

管理栄養士     4名
(厨房) 調理師    1名
栄養士    4名
調理補助   21名

所属学会・資格

所属学会

日本栄養士会、日本病態栄養学会、日本栄養経営実践協会、摂食嚥下リハビリテーション学会、日本循環器学会

資格

日本糖尿病療養指導士  2名
栄養経営士  1名
摂食嚥下リハビリテーション認定士  1名
心不全療養指導士  2名
NST専任資格  3名

スタッフ募集（管理栄養士）

メールでのお問い合わせ