診療科

緩和ケア科

緩和ケア科の特徴

  • 1

    開設18年間の蓄積されたノウハウ

    18年の歴史あり、緩和ケアが必要な近隣の方々を支えてきました

  • 2

    とことん寄り添うケアの提供

    通院、在宅、緩和ケア病棟、一般病棟、どこでも専門的緩和ケアを受けられます

  • 3

    がん等の治療中から緩和ケア

    令和4年度より緩和ケアチーム活動を再開し、他の診療科で入院中の方も対応しています

add_circle緩和ケア科について

 緩和ケア病棟(ひまわり)は、H18年4月1日より開設し、18年目を迎えました。この間に2837名の大切な方の最期の大切な時間を一緒に過ごさせていただきましたことに対して深く感謝すると共に、私たちスタッフ全員が、かけがえのない方の限られた時を共にできたことを誇りに思います。
 病棟運営は、待機される患者さんをできるだけ早期に受け入れができるように、地域連携室と連携を強化し、自宅に帰ることのできる患者さんに対しては当院在宅医療部(緩和ケア担当医 4名)と密な連携のもと、帰れる時期に短期間であっても在宅移行を進めております。又ご家族の方の介護疲労対策としてレスパイト入院、症状コントロール目的の短期入院も行なっています。 緩和ケア病棟満床時は一般病棟での受け入れ(緩和ケア医師が対応)も行なっております。
教育体制は日本緩和医療学会臨床研修施設の認定を受けており、指導医が2名在席しています。現在、医師3人体制で緩和ケア病棟での救急受け入れ体制も整備しています。
 緩和ケア病棟質の保証に関しては、現状に甘えず、より質の高い医療を実践するために、看護、介護、公認心理師(臨床心理士)による心のケア、薬剤指導、理学療法、栄養指導、医療ソーシャルワーカー、事務職員による質の向上と患者さんを中心としたチーム医療がより充実するように努力して参ります。又日本ホスピス緩和ケア協会が定める「緩和ケア認証制度」が開始され当院緩和ケア病棟はH29年4月1日付で認証を受けました。
 今後、地域ネットワークの構築がますます重要となっていきます。行政(市役所、保健所)、地区医師会、開業医師、在宅療養支援診療所、訪問看護ステーション、ケアマネージャー、訪問介護事業所、調剤薬局との連携を密に行い、これからも緩和ケア病棟(ひまわり)は利他の精神を常に心におき、謙虚さを忘れず一期一会の気持ちでチーム一丸となり少しでも皆様方のお役に立てるよう精進し、地域住民の方々が安心して心豊かな終末期医療を受けていただけるように努力していく所存ですのでよろしくお願いします。

nurse医師紹介

  • 副院長

河嶋 亨

日本ペインクリニック学会専門医
日本臨床内科医会臨床内科専門医
日本人間ドック学会指導医
日本人間ドック学会専門医
日本麻酔科学会麻酔科認定医

  • 部長

村松 美樹子

日本緩和医療学会指導医
日本緩和医療学会認定医
日本内科学会認定医

  • 副部長

伴 敏信

日本緩和医療学会指導医
日本緩和医療学会認定医
日本精神神経学会精神科指導医
日本精神神経学会精神科専門医
精神保健指定医

診療実績について

緩和ケア病棟

チームひまわり

患者様の身体的症状(痛み、食欲不振、全身倦怠感、呼吸苦など)、精神的症状(心の悩み、不安感)、社会的症状をスタッフ一同で情報を共有し日々の治療、看護、ケアに反映するように心がけています。 そのために他職種が一同に集まりカンファレンスをおこない、各専門職が意見を出し合い上下関係のないチームづくりをおこなっています。

緩和ケア外来

緩和ケア外来を週3回【月曜日(午前)水曜日(午前、午後)金曜日(午後)】開設しています。
外来の目的は、疾病の早期から緩和ケアを提供し病期に応じて緩和ケアの比重を大きくしていくことで継続的な治療、看護、ケアを行なうためです。その結果、患者さんと御家族の不安を軽減することとなり、避けては通れない死に対しての受け入れ準備期間につながると考えています。

カウンセリングルーム

心のケアとして、心の相談室(カウンセリングルーム)を開設しています。公認心理士、臨床心理士(松尾先生)が対応しております。喪失体験からの立ち直りのお手伝いをスタッフ一同協力し、新たな人生の出発に向けて少しでもお役に立てればと考えています。

コスモスの会

遺族ケアとして、毎年コスモスの会を年1回開催しています。平成29年度まで11回のコスモスの会を開催させて頂き197組 256人の御家族に参加して頂きました。
対象の方は緩和ケア病棟で看取りをさせていただいた患者さんの御家族です。死別という同じ体験をもつご家族様同士が集まっていただき、悲しみや苦労を分かち合う機会を提供する場と考えております。ここにきていただければ、ご家族の辛い気持ちがすっと分かってもらえると思っていただけるようスタッフ一同、協力させて頂きたいと考えています。

病棟運営

待機されている患者さんをできるだけ早期に受け入れができるように、地域連携室と連携を強化しております。
自宅に帰ることのできる患者さんに対しては当院在宅医療部(緩和ケア担当医)と密な連携のもと、帰れる時期に短期間であっても在宅移行を進めております。又ご家族の方の介護疲労対策としてレスパイト入院、症状コントロール目的の短期入院も行なっています。 緩和ケア病棟満床時は一般病棟での受け入れ(緩和ケア医師が対応)も行っています。

教育体制

日本緩和医療学会臨床研修施設の認定を受けており、指導医2名在席しています。医師3人体制で緩和ケア病棟での救急受け入れ体制も整備しています。

緩和ケア病棟質の保証

緩和ケア病棟の質をいかに保証するかが最近の課題になっています。日本ホスピス緩和ケア協会が定める「緩和ケア認証制度」が開始され当院緩和ケア病棟はH29年4月1日付で認証されました。

 

費用について

入院診療費

緩和ケア病棟の入院診療費及び食事代は医療保険が適用されます。
高額療養費制度もございますので詳しくは入院係までご相談ください。

差額室料金

13,860円(3床)ひまわり1・ひまわり2・ひまわり3号室
11,660円(5床)ひまわり5・ひまわり6・ひまわり7・ひまわり8・ひまわり10号室

その他施設  使用料無料

  談話室、キッチン、病室、廊下、テラス

緩和ケア科申し込み資料

緩和ケア面談をご希望の方はお電話にて予約受付しております。
電話の場合は下記連絡先へお願い申し上げます。
FAX:072-821-7013 TEL:072-823-1521

注)申し込みは完全予約制となっています。地域医療連携室を通じてご予約ください。

 

面会のご案内

緩和ケアの面会制限緩和について
新型コロナウイルス感染症の流行状況を考慮し、緩和ケア病棟への面会につきまして2024年4月19日より以下のとおり変更致します。

面会利用時間

面会時間         :10:00~20:00(事前予約不要・時間制限なし)
受付             :月~金(10:00~16:30)、土(10:00~12:30)      →小松病院2階入退院受付
月~金(16:30~19:30)、土(12:30~19:30)、日・祝  →小松病院1階総合受付

面会ができる続柄 :ご家族・親族の方(マスク着用と手指消毒のできる方

※風邪症状(発熱・咳・喉の痛み等)のある方は面会できません。
※面会中は必ずマスクを着用し、飲食はお控えください。
※受付時に体温測定と症状確認を行い、面会札着用のうえ、緩和ケア病棟にお越しください。
※緩和ケア病棟入口では手指消毒をお願いします。
※面会は病室のみでお願いします。(共有スペースのご利用はお断りしています)
※病室ではお静かに面会をお願いします。

<面会できない方>
・1週間以内に体調不良(発熱、咽頭痛、頭痛、咳嗽など)があった方
・濃厚接触者で要観察期間の方

※面会された後日、体調不良があった場合は必ずひまわり病棟にご連絡下さい。
※大切な患者様を感染から守るため、感染面では十分に留意してまいります。
面会時間などルールをご理解頂けない場合は、面会をお断りする場合もあります。
※感染状況により随時変更となることがあります。

面会予約

スタッフ紹介

医師
副院長:河嶋  亨
部長:村松 美樹子
副部長:伴 敏信
※日本緩和医療学会指導医2名
看護師  15名
看護助手 2名
クラーク 1名
理学療法士
言語聴覚士
作業療法士
薬剤師  2名(専任)
栄養士  1名(兼務)
臨床心理士1名(常勤 3回/週)
医療ソーシャルワーカー 2名(専任)
ドッグセラピスト    2名/回(2回/月)
アロマセラピスト    3名(4回/月)